資産運用をして良かったこと
最終更新日 2025年5月20日 by nwpcar
自分は10年位前から資産運用をしているのですが、それなりに利益も出ていて良かったと感じています。
資産運用を始めたきっかけはリーマンショックでした。
これが資産運用を始めるのは絶好のチャンスだと感じたからです。
何しろ株も何もかもが暴落をすることになっていましたから、どう考えてもこれは買いだということで買うことにしたのです。
ただ、何を買えばいいのかということはよくわからなかったので、自分なりに勉強をしてETFがいいと感じました。
何故かというと、これが分散投資が出来る投資信託だったからです。
日本がこの先あまりよくはないということで、日本企業を買うようなことはあまり出来ませんでした。
ですが、世界はこの経済危機から立ち上がり大きく成長すると予想できたので、世界の人口が増えそうな国を変えるものを探していて見つかったのがETFだったのです。
自分はインドが次の時代の経済を引っ張るのではないかと思いました。
何故ならインドは世界で2番目に人口が多い国だからです。
1位は中国ですが中国は社会主義で計画経済なので、政府の思惑次第でどうなるか全く読めません。
経済レポートも信用性という点で全く信用が出来ないということがありました。
しかも、一人っ子政策のおかげで、人口は減少することが予想されています。
その点インドは人口が爆発的に増えていくことが予想されていますし、何といっても地理的にこれからの経済を引っ張るのにいい位置にあるのがいいところでした。
何故かというと、インドは欧米が昼の時に夜で、夜の時に昼となるのです。
ですから、欧米の仕事が夜になって休むときに、インドの会社にデータを送って仕事をしてもらい、朝になったらデータを引き継いでまた仕事をするということが出来るようになるのです。
世界がグローバル化していき、仕事もどんどんと効率化が進むとこうした仕事のやり方ということが重要になってくると考えられました。
実際今では世界に関たる検索会社などはこうした仕事の進め方をしています。
そして、インドは計算が3桁まで出来るぐらいに知的な国でもあります。
カースト制という厳しい身分制度があったことで、虐げられてきた下級階層が大きな成長を狙ってどんどんと意欲的に勉強をしているというところも魅力的なところでした。
実際に先の検索大手の今の最高責任者のインド人ですし、世界に名だたるIT企業の経営者の多くがインド出身の人が固められています。
これは、それだけインドという国の潜在力が大きなものであるということを物語っているといってもいいでしょう。
でなければ、競争の激しい最先端のIT分野で経営者に上り詰めるようなことが出来るはずはありません。
こうしたインドに投資を出来るのがETFだったわけです。
自分はこのインドを主体とする新興国のETFをかなり購入しました。
リーマンショック直後のなかり安い価格の時に購入をしたので、今はかなりの収益が出ています。
資産運用で大切なことは収益を出すということですが、もっと大切なことは自己責任で運用をするということだということを学びました。
日本はあまり資産運用に積極的な人は少ないとも考えられていますが、それだととてももったいないことをしているし、リスクをとっていないように見えて実はリスクを負わされていることに気づいていないだけということも分かってきました。
というのは、日本は為替の影響をもろにうけます。
為替次第で燃料価格が上昇しガソリン代が上がり、電気代が上がりということは耳にタコが出来るぐらいに聞いています。
ですが、多くの人が何もしないでそのまま生活を続けています。
高い電気料金を払い、高いガソリンを買うということをしているわけです。
これでは、リスクがないとはいえないでしょう。
こうしたリスクに備えることが出来るのが資産運用でもあることを勉強しました。
自分はそのため、為替変動に備えて、ETFの半分はドル建てで購入をしています。
これはドルが値上がりしても値下がりしてもいいようにです。
利益になるのか損になるのかはわかりませんが、半分はドル建てにすることで、為替変動リスクというものを自分のレベルで避けられるようにしているわけです。
投資というのは利益を出すという目的だけではなく、自分の資産を守るというようにも使うことが出来るものだということを学びました。
今では為替がどう動いても気にすることはありません。
何故なら資産の半分はドル建てにしているわけですから、どう動いても自分の資産が減るわけではないからです。
株価の上下というのは自分の利益に直結をするものですが、為替変動というのはこうしたことで回避をすることが出来たりもします。
自分の資産は自分で守るということを考えればこうしたことを考えるのは当然の事ともいえます。
今は自分の事は自分で守らなければなりません。
自己責任の時代ということがいえるでしょう。