マーケティングとはどういったものか?

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最終更新日 2025年5月20日 by nwpcar

ネットランド

ネットランドが考えるマーケティングとは?

マーケティングというと商品の売り方や市場の調査のことを指すと思われがちですが、実際にはそれらだけではありません。
商品の企画や開発、調査、価格の設定、広告や宣伝など商品に関する様々な要素がマーケティングには含まれます。

商品の企画から売るまで、あるいは売った後までを含むこともあります。
それほど幅広い内容を表す言葉なので、段階別に解説していきます。

※詳しくは「IT/ネット商社の株式会社ネットランド」も参考

マーケティングのスタートをどこに置くかは難しいところですが、商品の企画、またはその企画のための市場調査がスタートラインとなっていると考えられます。

商品を開発するにはまず企画をします。
企画はアイデアなどから始まることもありますが、市場調査で人々が求めているものを調べてから発案することもあります。

市場が求めていないものを開発しても売れるかは難しいところです。
そのため、先に需要を確認して開発に取り掛かるというケースが多くなっています。

もちろん、人々が予想もしていなかったような革新的なものである場合、調査を行ってもデータが得られにくいので、必ずしも調査に基づいて企画が行われるとは限りません。

企画が出来上がると開発が始まります。
開発では企画に基づいて商品を作っていきます。

その中で現実的に再現が難しい要素があった場合は柔軟に対応する必要があります。
それまでに調査したデータなどに合うように開発を行うことが大切であり、これもマーケティングの重要な要素と言えます。

最初の売り方次第で今後の売れ行きが大きく変わる

商品が開発されるといよいよ売るという場面に入ります。
新発売の商品の場合、最初の売り方次第で今後の売れ行きが大きく変わる可能性があります。
どこで販売するのか、いつ売り始めるのか、パッケージはどうするのか、それらは全て売り上げに影響を与える要素となります。

例えばコンビニで販売されているものと、専門店で販売されているものではイメージが大きく変わります。
コンビニで販売されていると日常的に買いやすく、買うことに躊躇することはあまりないかもしれません。

しかし、コンビニではそれほど高額な商品を取り扱っていないので、価格設定が高いと置いてもらえない可能性があります。
専門店の場合は店舗数が限られていますが、多少高くても買ってもらいやすくなります。

どこで売れば正解というわけではなく、その商品の戦略次第で売る場所も変わるということも珍しくありません。
価格設定も重要な要素となります。

商品を売るということはしっかりと利益を出し、その後も生産を続けられる状態を作るということでもあります。
そのため、極端に低い価格で利益を出さなかったり、あまりにも高くて買ってもらえなかったりするのは非常にまずいといえます。

ただし、その商品を多くの方に知ってもらうために最初は採算を度外視した価格にしたりすることもあります。
商品は知られていればいるほど、売れる可能性が高まるのでこのような戦略は効果を生むケースが多いです。

実際に新商品発売の際にサンプルを配布するということは行われています。
ところが、この戦略をとるには一定のコストが必要となります。
それゆえに既に経営が安定している企業でないととりにくい戦略でもあります。

広告や宣伝は売るための大きな要素

マーケティングの大きな要素として広告や宣伝があります。
商品を知ってもらうことは売れることへの一歩です。

テレビCMをしたり、人のたくさん集まる場所に大きな看板を出したりすることで知名度を大幅に高めることが出来ます。
もちろん、それには大きな費用がかかるので、チラシやインターネット広告などで知名度を上げていくということも考えられます。

自社の持つブランドイメージをどう使うのかも重要な問題です。
一般に人気のあるメーカーの場合はそのメーカーの名前を前面に押し出していくことで、注目を集めやすくすることが出来ます。

しかし、そのメーカーのイメージとは大きく異なる商品を発売する場合はこの限りではありません。
例えば格安の商品で人気を獲得してきたメーカーが高級志向を全面に出した商品を発売する場合であれば、それまでの格安イメージを出さないことが有効になることもあります。

そのようなケースにおいてよく用いられるのが新しいブランドの確立です。
これまでの格安イメージとは異なる、新しい高級志向のブランドを作り、そこから販売を行います。
こうすることで多くの方の興味を惹きやすくなります。

マーケティングは商品を発売して終わりではありません。
商品の売れ行きを見つつ、売り方を変えたり消費者の意見を収集したりするのも大切なことです。

それがのちの販売戦略にも繋がっていきます。
成功した商品で得た利益は次の商品開発の費用にもなります。

こうして商品と商品を切れ目なく、開発し続けて売り続けられる企業は安定した経営を行いやすいです。
また、1つでも大ヒットさせることが出来ればその後に挑戦的な商品や変わった商品を販売しやすくなり、開発の多様性が広がっていきます。

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