不倫を疑い慰謝料を請求するには

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最終更新日 2025年5月20日 by nwpcar

パートナーの不倫を疑う切っ掛けがあり、慰謝料を請求したいと思い始めたら、決定的な揺るがない証拠を押さえることが必要です。
証拠がなければ責任を追及できませんし、逆に傷つけられたと訴えられる恐れがあるので、安易に直接パートナーに対して責任を追及するような言動は控えるのが鉄則です。
あくまでも泳がせて徹底的に証拠を押さえてから行動に移す、それこそがまさに正しい対処法だといえます。

探偵事務所に相談して証拠を押さえてもらう

勿論、四六時中パートナーを監視することはできませんし、尾行をしようと思えば専門的な技術が必要不可欠なので、探偵事務所に相談して証拠を押さえてもらうことをおすすめします。
探偵であれば守秘義務をしっかり守ってくれますし、仕事として報酬分の仕事をしてくれますから、信頼と実績を併せ持つ探偵事務所に相談すれば安心して任せられるでしょう。

調査に要する費用について

気になるのは調査に要する費用ですが、1時間あたり数万円という料金設定が行われていることが多いです。
これは探偵という特別な存在に依頼することと、人件費の他に車両や諸費用が発生することから、このような金額になるわけです。
1日を通して調査となると10万円を超えるケースもありますが、その分しっかりと集められる証拠を集めてもらえるので、相談してみる検討の価値があるでしょう。
大抵は無料で相談に乗ってもらえますし、見積もりを出してもらってから正式に依頼する形となるので、気軽に相談を始められます。

焦らずコツコツと着実に証拠を集めていく

不倫や浮気に詳しい探偵事務所であれば、裁判になった場合のことを想定して証拠を集めたり、必要に応じて弁護士を紹介してくれるので、慰謝料請求を目的とする場合にも頼りになります。
不倫の証拠集めは、下手に押さえようとするとパートナーに気づかれてしまい、証拠を押さえるチャンスを失うことになり得るので注意です。
慰謝料を求めるばかりに焦ったり先走って行動してしまうと、失敗して何もかも失うという結果に至りかねないです。
感情的になってしまうのは無理もありませんが、冷静さを取り戻し、焦らずコツコツと着実に証拠を集めていくことが大切です。
証拠さえあれば後はパートナーを煮るなり焼くなりできますし、言い逃れをさせず責任を追及することが可能となります。
その時までの辛抱ですから、当面は普段と変わらず振る舞ったり接することに徹するのが正解です。
言うほど簡単ではないでしょうが、感情的になっても良いことは何もないので、口が高くて頼りになる味方をつけて、証拠集めに集中するのが良いでしょう。

慰謝料が請求できると判断されれば裁判へ

探偵に相談して不倫の証拠を掴み、裁判を始めるという段階になったら、今度は弁護士と共に責任を追及する段階となります。
証拠を調べて疑いの内容に間違いがなく、慰謝料が請求できると判断されればいよいよ裁判です。
当然ながら弁護士に相談すると費用が発生するので、その点は理解したり覚悟する必要があります。
しかし相場といわれる数百万円の慰謝料を得ることができれば、十分に弁護士費用が賄えます。
それよりも不倫の事実が認められたり、パートナーが不貞を認めて精神的な苦痛が和らぐことの方が、得られる結果としては大きいことが多いです。

示談交渉で解決を図るケースが大半

不倫の裁判は実はいきなり裁判になることは殆どなく、示談交渉で解決を図るケースが大半です。
相手が責任を認める必要はあるものの、示談となれば示談書を作成して慰謝料を受け取ることができます。
経済力に乏しかったり、支払う意志がない場合は別ですが、大抵はお金で解決を図ろうとするので、案外あっさりと認めてお金を受け取れることが少なくないです。

民事調停という選択肢もある

示談が交渉決裂した時は、いよいよ裁判を起こして徹底的に争うことになります。
性質上、裁判は民事ということになりますが、民事調停という選択肢もあります。
裁判では責任の追及と、責任を逃れる両者の攻防となりますが、証拠集めが完璧であれば責任を追及される側が逃れるのは不可能です。
民事裁判で和解に至らなかった場合は、判決の後に控訴するかどうかによって、その後も争いが続くかどうかが決まります。
長引かせても負担が増える一方で双方にメリットがありませんから、なるべく早く終わらせようとする思考が働きます。
つまり長期に及ぶケースというのはあまりなく、それほど長引くことなく終わらせられることを意味します。

まとめ

判決が下り責任が認められれば、パートナーは自らお金を支払うか、強制執行となれば預金だったり給与が差し押さえとなります。
そうしてお金を回収することができますから、やはり証拠さえあればどのようにも争えますし、余程の理由がなければ訴えた側の勝ちとなるでしょう。
精神的苦痛に金額はつけられないかもしれませんが、過去の多くのケースからすると、300万円くらい請求できるケースが殆どで、1千万円を超えるような額の請求は非現実的です。
これが証拠を集めて示談をしたり、裁判をして得ることができる金額の限界となるので、この点は念頭に置いておきたいところです。

 

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よくある質問

Q.不倫裁判とは、どのようなものですか?

A.不倫裁判とは、当事者の一方が他方を婚外恋愛に関与していると告発する法的手続きです。
ほとんどの場合、告発者は、そのような証人の証言や通信の証拠など、彼らの主張をサポートするために証拠を提供する必要があります。
裁判は、通常、判決を下す前に、ケースの両方の側に耳を傾ける裁判官を伴います。
結果に応じて、告発された当事者は、このような離婚や破損した評判などの深刻な影響を持つことができる不倫の有罪判決を受ける可能性があります。

Q.不倫で裁判を起こすのはどんなケースですか?

A.誰かが裁判に不倫のケースをもたらすかもしれない理由の様々なものがあります。
告発者は、結婚を終了したい、離婚のための彼らのケースをサポートするために証拠を求めているので、いくつかのケースでは、それは可能性があります。
他のケースでは、告発者は、このような精神的苦痛や経済的支援の損失の補償などの損害賠償を求めている可能性があります。
また、公的に非難された当事者を貶めるため、あるいは親権争いなどの紛争で有利になるように、不倫のケースを法廷に持ち込む人もいるかもしれません。

Q.不倫裁判の結果にはどのようなものがありますか?

A.不倫裁判の結果は、提出された証拠の強さ、裁判官の意見、およびケースを支配する特定の法律など、さまざまな要因に依存することになります。
いくつかのケースでは、被告人は、彼らはおそらく彼らの結婚を継続し、いつものように自分たちの生活について行くことができるであろう、その場合には、無罪となる可能性があります。
他のケースでは、被告人は、離婚、子供の親権の損失、または金融損害賠償などの深刻な結果を持つことができ、有罪になることがあります。
不倫に関する法律は、司法管轄区域によって大きく異なるため、裁判の具体的な結果は、事件が審理される場所によって異なる可能性があることに留意する必要があります。

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